コース紹介 : 論理エンジン
「論理エンジン」とは、学年にかかわらず生涯にわたって、
語力・言語能力そして論理力を徹底的に鍛えていく教材です。
「論理エンジン」では言葉を規則にしたがって扱う訓練をする事によって、考える力の土台を養います。
日本語の問題を通じて学んだ知識をいかに使いこなして、新たな問題を解決していくのか、その思考プロセスを徹底的に訓練するのです。
そうして身につけた「論理的に考える力」があらゆる教科において役立つのです。
論理的に考える力を身につけるには、
「言葉によって表現されているものを正確に把握する力」を鍛える
私たちはものを考えるときに、何を使っていますか?
「頭を使っている」なんて当たり前の答えはなしですよ。
...そう、「言葉」を使って考えているのです。
言い換えれば、言葉を使わずに考えることはできないということです。
だとすれば、「論理的に考える力」を身につけるためには、まず言葉によって表現されているものを正確に把握する力を鍛えることが必要といえます。
みなさんは、国語の点数にばらつきはありませんか?
正解であったりそうでなかったり、テストごとに違うという人は少なからずいるはずです。
それは「国語なんてしょせん日本語だから学習しなくても大丈夫」という考えがあり、自分の感覚でなんとなく問題を解いているからです。
論理を意識しながら学習することにより、今までとは違う文章の読み方ができるようになります。
また、「頭の使い方」「ものの考え方」を学ぶ事により、国語だけでなく他の教科の勉強まで役に立つのです。
「論理エンジン」は単なる国語問題集ではありません。
そういう意味で、「論理エンジン」は単なる国語問題集ではありません。
受験に役立つ事はもちろんですが、皆さんが、将来社会人になったときに絶対に必要となる「問題の本質を見極め、解決する能力」を身につけるものです。
論理エンジンの効果
しかしこの能力は一朝一夕に身につくものではありません。
子供の時から、日々訓練することで自ずと身についていくものなのです。
そのためにも、早い時期からこの「論理エンジン」を使って学習し、よりスマートに受験を乗り切り、その先にある皆さんの人生に役立つ力を身につけてほしいと思います。
英語の知識をより確実なものにするための論理的思考力を鍛える
アドバンスセミナーの主とする指導科目は英語です。
確かに英語の知識を詰め込み、今まで多くの生徒を偏差値70までに達成させることは出来ました。
さらにそれ以上伸びた生徒たちを振り返ると、ある共通点が存在します。
それは、そういう人たちは論理的思考力を持ち合わせているということなのです。
英語に関する知識が十分にある生徒でも、偏差値の壁というのは存在します。
単語・文法を調べても正しい日本語の文にならない生徒、筆者の意図を誤解してしまう生徒がいます。
彼らにこの論理的思考力をプラスすれば、この壁を破ることは可能なのです。
英語の知識をより確実なものにするための論理的思考力。理解力が深まる、論理的思考力。
各科目に共通することですが、その教科専門の知識をどんなに勉強しても、 論理的思考力が足りなければ、あまり良い結果は出せないのです。
脳内での土壌造りが、まさに論理エンジンによる学習
「論理的思考なんかどうでもいいから、とにかく英語の成績を...」というのは少々無理があります。
いくら良い種でも、しっかりした土壌がなければうまくは育ちません。
土を耕し、水遣りをし、肥料をまく、という土壌造りが必要です。
脳内での土壌造りが、まさに論理エンジンによる学習なのです。
回路を築いてしまえば、新しく知覚する情報の処理や保存がスムーズに行えます。
正しい論理的思考力をつけておけば、学校の授業も理解しやすくなるでしょう。
そして、論理を自由に操る生徒から順に、「壁」を突破し、難関校に合格してゆくのです。
例題 次の文の( )内に入る言葉を選択しなさい。
私たちは日常身近にある何気ないものに、絶えずメッセージを受け取ったりしています。
朝の小鳥のさえずりに楽しい一日の ( ) を読み取ったりすることがあります。
① 予告 ② 予感 ③ 報告 ④ 報知
解答
この文の 主語は「私たち」、述語は「読み取る」です。
②の予感を選んだ人も多いかもしれません。よく考えてみて下さい。
予告は読み取れますが、予感は読み取る物ではありませんね。
正解は ① です。
私たちは、文章を漠然と読み、なんとなく内容を判断してしまう傾向があります。
今まで、言葉と言葉のつながりを正確に考えてきた人は、上記の問題は容易に解けているはずです。